【 おかしな判決文 】 その1 ‥‥‥「学校要覧」抹殺

 大変ご無沙汰しました。しばらくパソコンのない世界に行っておりました。お伝えしたいことが多くありましたが、延び延びになってしまいました。

 判決文がおかしいことだらけで、呆れています、こんなにしてまでも私を敗訴させたかったのかと、裁判所の悪意を感じます。最高裁は、下級審を守るためにあるそうですから、上告してもダメかも知れませんが、あまりにもおかしな判決ですので、頑張ってみようと思います。

  ●【おかしな判決】その1「学校要覧」抹殺

 私が名誉毀損として挙げた中神の手になるこの文章「学年編成で苦労した話」は、抗議声明にも筋書きを載せましたが、全部中神の作ったお話しです。
 これが作り話であるから、名誉毀損として訴えました。虚偽であると認定されないとは夢にも思いませんでした。 なぜなら歴とした証拠があったからです。
 その証拠は「千川中学校学校要覧」です。校長に発行義務のある冊子で公費が使われ、各方面に配布されます。田畑も毎年配布されるこの冊子を全部保存していました。
 この冊子に、当該学年の前年度の教師と今年度の教師が全く同じ氏名で記載されています。これが動かぬ証拠です。1人が他校へ異動したので省かれていますが、クラス数が減り教員数が減ったためです。

 中神は、“田畑と同じ学年を希望する者はほとんどいなかった。打診しても「田畑は、自分の気に入らないことには協力しないし、学年で決めても自論(ママ)を曲げずに、記録しておいていつまでも執拗に発言し追求してくる。」と涙を流して訴えたり胃が痛くなったからと同学年になることを教師らは断った。それで、田畑を引き受けてくれる学年を、他学年からかなり指導力のある教員を集めて編成した”と語っているのです。
そして後日談として、“引き抜かれた学年の教師から「何であの学年だけ指導力の高い教員が多いのか」と苦情があった。「何故だと思う」と尋ねると「田畑さんがいるからしょうがないですね。」と答えた”と語る。これがオチであって、これに語り手中神は、「原告の所属する学年の大変さを複数の職員が認めていたことも事実であります。以上が事実であります。」と付け加えているのです。最後に「事実」という語を2回も使っているのは自信のなさの表れか「事実」という語を使えばそれらしく思ってくれるという期待かどちらかでしょう。

 これが捏造であることは、先ほど挙げた「千川中学校学校要覧」を見れば一目瞭然。何の説明も誰の証言も不要なほどの証拠能力です。だって中神が発行したんですよ。自己矛盾も甚だしい。中神は、この冊子のことをスッカリ忘れてお話しを
作った。私が保存しているとは思わなかったのでしょうね。

 しかし、しかし、判決文には「学校要覧」の語は見当たらない。裁判所はこの冊子の存在を抹殺したのです。何故か。存在を認めたら、私が勝つからです。
 この中神の作り話には、元学年主任の陳述書、元同僚の証言、意見書、田畑の陳述・証言もあり、捏造であることは証明されていました。
 卑怯な中神は、登場させた教師らの名前をこちらが聞いても「田畑が仕返しをするから」と答えませんでした。さりげなく誹謗中傷するこの狡さ。
 証拠がなくても勝手なことが書ける陳述書なるものが、沢山の証拠に勝つということがあっていいのでしょうか。

[ 中神がこの話を作ったのは ? ]

 中神は、私が二次訴訟を提起したとき、唐突に陳述書にこの作り話を記載してきました。もともと、これは訴訟の内容とは全く関係のないことでした。おそらく中神は、自分のなした一次訴訟の再雇用拒否理由の真偽を問う二次訴訟で、裁判官の同情を買うため、“田畑は何でもないことまでメモしておいて相手が「そうですね」と言うまで執拗に追及し続ける異常な性格の持ち主である”と認識してもらい、自分を有利にしたかったのでしょう。自殺隠蔽の記載にも同様のことを書いています。被害者になろうと図ったのだと思います。  ウソで世の中を渡ってきた人間には、こういう悪知恵がいっぱい詰まっているのでしょう。
                                          では、これにて。