中神校長の「なりすましの術」ご紹介

皆様、ご無沙汰致しました。あまりの暑さにやる気をそがれ、へばっていましたが、ツクツクボウシや夜の静寂の中に聞こえる虫の音に生気を取り戻したところです。

 今日は、中神氏のウソ八百のひとつ、「なりすましの術」をお伝えしましょう。

 公立の学校では、1年の終わりに年度末反省を行います。この1年間の取り組みはどうであったか反省をし、来年に備えるのです。
 中神氏が教頭として赴任した豊島区内のある中学でも、それが行われ、教職員全員が、思うところを書いて係へ提出しました。係はそれをプリントして全員に配布しました。
 すると、その中に“今年来られた教頭先生はすばらしい方である。朝早く出勤され、トイレを見回って、たばこの吸い殻を拾っていらっしゃる。”という文章がありました。職員室の皆は驚いて“誰が書いたのだろう”と頭をひねりましたが、分かりません。書きそうな人は見当たらないのです。
 ひょんなことから、それを書いて係に提出したのは、中神教頭本人だったことが判明。中神氏は、他の教員になりすまして投稿したというわけです。判明後も皆は「知らんふり」を続けました。

 これを話してくれたのは、その中学の教師たちです。私が裁判で起こしたら、中神校長は山ほどのデッチアゲ理由を挙げてきたので、なんというウソつきだろうと思っていましたが、これほどとは思いませんでした。自分の評判を上げるためにはこんな恥ずかしいこともやってのけるなんて‥‥。
 いい評価が欲しければ、誠実に仕事に取り組み、研究を怠らないことしかありません。そういえば、私が自分の陳述書に「教員は管理職になるつもりがない限り、他人の評価を気にすることなく、仕事に取り組める」と書いたところ、中神氏が猛烈に反発したことがありました。私の言うことが理解できなかったようです。常に「他人からどう見られているか」に精力を注いでいるんでしょうね。

 この「なりすまし」について、当該校の複数の教師が協力して陳述書を書いてくれました。私は、それを二次訴訟で裁判所へ提出、中神氏の尋問で取り上げました。中神氏はオタオタして「えっ、そんなことして私にどんなメリットがあるんですか。」と弱々しく答えていました。

 中神嘉治氏の一面をご紹介しました。  今日はこれにて。