大飯原発差し止め判決に感激!政府は従うべきだ!!

 5月21日、福井地裁ですばらしい判決が出ました。裁判長は、任官30年のベテラン、樋口英明氏(61歳)三重県出身。私は、三重県にいたことがあるのでチョッピリ嬉しいです。
 「絶望の裁判所」の真っ直中にいる私は、それでも司法に希望を見出したいらしく、こういう裁判官が他にもいるんではないか、もしかすると、私の今度の高裁の大竹たかし裁判長がそうなのかも知れない、と想像を巡らせています。
 この大飯原発判決のすごいところは、国民の持っている憲法感覚に基づいていることです。とても分かりやすく、〈そうそう、私もそう思っていたんだ!〉と共感することばかり。裁判って、憲法で保障されている当たり前の権利を根拠に論じていいのだと、自分の裁判についても、道が開けたような気がします。

 最高裁の姿勢が変わり、これまでのように地裁で勝っても高裁で負けるということがないとのことで安心しました。他の裁判官も、人権に基づいた判決を出し、裁判官としての本分を尽くされるよう願っています。
                        
 けしからんのは政府の姿勢。管官房長官は、裁判とは関係なく進めていくと言っている。じゃ、行政は裁判や憲法を無視していいのか。憲法違反の存在である国会議員が、裁判所の判決に従わないって通用することなのか。「憲法は権力を縛るためにある」と国民は学習しました。下村文科大臣は、「法治国家だから」という口実で、教科書の問題でどれだけ沖縄の竹富町を苦しめたことか。
 安倍内閣になって、日本は、民主主義、主権在民の国ではなくなりました。いま、アベの独裁でこの国は動いている。アベはお友達を集めてどこかの国へ行ってもらいたい。とても迷惑な存在です。この頃、顔つきが変わってきた。独裁者風に。この人のために不幸になるのは許せない。なんとかしないとと思います。

                         これにて。