5/16の裁判報告

       ★ 5月16日の裁判の報告
法廷は、満席でした。

前回採用の目白警察への調査嘱託は、「個人情報に係る事項」という理由で回答を拒否され、再依頼したことは5月11日の日記でお伝えしました。今回、「個人情報に係わらないものに限定」した再度の申し立ては、都教委らが反対しましたが、裁判所は再び採用してくれました。

次に、弁護士による弁論更新を行い、争点
  第1・被告中神による豊島区教委に対する思想調査情報の提供
  第2・第二次訴訟での被告中神の陳述書による原告の名誉毀損
について述べました。
 1は生徒作成の南京大虐殺掲示物に関し、中神元校長が区教委へ虚偽内容の報告書を提出したものです。冒頭からウソだらけで、こういう秘密文書を提出していたなんて本当に悪質な校長です。ウソを書いているうちにホントのこととして頭にインプットされることがあるんでしょうか。
 2は学年編成及び生徒の自殺隠蔽に関して中神元校長が虚偽記載・偽証した名誉毀損です。これは中神元校長が勝手に場面を作って人物を登場させ、私・田畑がどんなに困った教師でみんなから嫌がられているか、沢山のねつ造セリフをちりばめたものです。
 これらには無実の証拠はありますが、それを採るかどうかは裁判官次第というところが難点です。だから、冤罪が生まれてしまうのです。

弁論更新の終わりは、「なぜ原告が闘い続けているのか、それは原告の教育活動への報復として、教育の現場から追放され、教育者としての名誉を傷つけられたことを、教師として、人間として許すことができないためです。」と、結びました。

次回は目白警察からの回答待ちのため、8月29日 1時45分〜 530法廷と決まりました。目白警察からどういう回答がくるか、楽しみです。