第6回裁判近づく ー都教委のお粗末な反論ー     ★大震災に思う★

 
またもやご無沙汰しました。こんなに書かなかったなんて自分でもおかしいと思うくらいです。大震災があったので疑似被災とやらになって、今でも自分が被災したような心持ちで落ち着きません。皆さんはそういうことはないですか


さて、次回裁判が迫りました。それに向けて書面を作るのが結構大変で、この1週間はとても忙しかったです。

            ● 目白警察からの回答

 2月15日の日記で、裁判所が目白警察への調査嘱託を採用したことをお知らせしましたが、その回答が届きました。
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│ 個人情報に係る事項ですので、回答は貴意に添いか│
│ ねます。 │
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こういう理由ですべてが片付けられるのは、納得がいきません。「個人情報」と言えば、説明もなく拒否できるなんておかしい。誰を守っているのでしょうか。条件を変えて再依頼しました。

      ● 次回裁判迫る!
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│ 第6回裁判 弁論更新 5月16日(月) 1時30分 │
東京地裁 615法廷   霞ヶ関駅下車 A1出口 │
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 裁判官交代(裁判長は同じ)により弁論更新を行うことになりました。また、都教委から、こちらが前回提出した意見書について「これは都立高校の場合だから区立中学には関係なく証拠価値がない」と言ってきましたが、これは明らかに間違いなので、それへへの反論「準備書面(6)を提出します。 その意見書というのは以下の通り。

   ★「生徒死亡事件と学校の対処の仕方について」
    (元都立高校教諭 A氏)…内容の一部紹介します。
《 中神元校長は、「豊島区教委が自殺と判断していることは全く知らなかった」と言っているが、都教委の「処理要綱」上、学校の管理職を差し置いて区教委が独自に調査して「判断し」、都教委に報告することはあり得ない。(中略)生徒や保護者の失望は学校への不信感となり大きな損失を招く。真実を追及した原告の存在は貴重である。》

 これは、中神校長が、「自殺」と知りながら(豊島区教委は都教委へ「自殺」と報告している)、「事故」と周囲を言いくるめたのに対し、私・田畑が「地域の方に信頼されるよう本当のことを言って下さい。」と発言したことなどについて、都教委の校長(区立学校をふくむ)への指導を要綱に基づいて論じた意見書です。今回の都の言い分は、代理人が意見書をよく読まなかったために起きたお粗末な間違いでした。いい加減なものです。「もっと真面目にやれ」と言いたいです。                       


 時間のある方は、ぜひ傍聴支援をお願いします。


★ 大震災に思う ★
 この大惨事をもたらした者どもは、なぜ反省の弁を述べないのでしょうか。それは、これまで政権を取っていた自民党です。政権奪回のため、現政権への攻撃に躍起となっている姿は大変見苦しいと思います。あなたたちは、これまで何をしてきたんですか。反省してから、ものを言うべきでしょう。
 1952年正力松太郎から中曽根へと原発推進が進み、産・学・政・財・官・メディアが一体となって原発大国を作り上げた。私はこの政治家達が、一言の謝罪もしないのが大いに不満です。
 900兆円もの赤字を作り財源不足に陥らせたのも自民党です。TV局に圧力をかけた電力会社、本当のことを知らされない国民。公正に裁かない司法。(裁判所は原発反対の沢山の訴訟を敗訴させた。司法は腐っている) 
 あの敗戦から、日本人は何を学んだのでしょうか。もうそれは忘れ去られているのでしょうか。
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