8月29日第7回裁判の報告 ―スッキリしないー

 3か月ぶりに行われた裁判の報告です。

       “ 送付嘱託採用せず ” 
 8月29日の口頭弁論で、こちらは裁判所へ目白警察への文書送付嘱託を申し立てました。これは、これまで2回依頼した調査嘱託が「個人情報に係る事項」という曖昧な理由で拒否されたので、改めて裁判所から警察への依頼を求めたのです。
 すると、裁判長は被告(東京都・中神元校長)に「抗弁するかどうか」尋ねました。これは、「真実(自殺か事故か)を知ることが必要か」という問いかけで、中神元校長の言っていることが虚偽に基づいているかどうかが分かる重大な意味を持っています。被告は「抗弁しない」と答えました。自殺でもどうでもいい、という考えのようです。
 裁判長は私たち原告側に、「これは原告の主張(自殺である)が通り、原告が勝つということです。」と説明されました。こちらは送付嘱託の採用を主張しましたが、裁判官3名の合議の末、送付嘱託の請求は「必要なし」として認められませんでした。
 裁判は、真実に基づいて行われると思っていました。違うこともあるんですね。裁判長の「原告が勝つ」という説明は、一般論ですので、私の裁判の場合は分かりません。なんだかスッキリしない内容でした。

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         次回第8回裁判  10月24日(月) 1時30分 東京地裁615法廷