大嶽さん、業績評価裁判、控訴審も都教委に勝訴!!

10月27日,とても嬉しい判決がありました。世田谷区の小学校教師、大嶽さんが、人事評価の低評価による
不当な昇給延伸の取り消しを求めて、都と区を訴えた裁判で、勝訴したのです。
 一審で勝訴したとき、私はこの裁判官だったら私も勝っただろうに、と思ったことでした。ひとつひとつ丁寧に低評価とされた事実を審理して「各評価が事実に基づかないか、誤認した事実に基づくもの」として、公正評価義務違反を認定しました。私の場合は、山ほどの不合格理由が全部中神校長の捏造なのに、山口幸雄裁判長は、私の提出した証拠を黙殺し証人申請を却下、事実認定もせず私を敗訴させたのですから、大嶽さんの裁判官とは、雲泥の差です。裁判の結果なんて、裁判所の方針と裁判官次第。大嶽さんは本当に運がよかった!おめでとう!
 さて、高裁は、更に、賃金上の不利益を受ける場合は、「C以下の評価をするについては、相当の事実の存在が必要、その存在についての立証は評価者側が負う」と判示しました。画期的な判決と言っていいと思います。これは当然ではありますが、都教委は「公正評価義務なんてないのだ」と主張していましたから、困っているでしょう。
でも、これは都教委の本音でしょうね。何をやっても許されると彼らは考えていますし、現に大体そうなっていますから。都教委に正義、公平、公正なんて無いのです。
 教師の皆さんは、この判決を武器に闘ってほしい。抵抗して闘うより他に道はないと思います。
                                       では、今日はこれにて。
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