田畑和子証人尋問 ①「南京大虐殺」否定事件に関わる思想差別の件

5月13日、2時から東京地裁で証人尋問が行われました。私・田畑和子は、裁判官に中神校長がどんな人間かわかっていただきたいと願って証人台に立ちました。時間が45分しかありませんので、言いたいことが全部言えたわけではありませんが、大体のところは話せたと思います。終了後、傍聴して下さった方が、「声も通っていてよかった」「とてもよく分かった」「感情的にならず答えていて好感が持てた」などと言われたので、安心しました。

初めは、生徒作成掲示物「南京大虐殺」を校長が否定した事件に関わる思想差別について証言しました。
文化祭に生徒が作成した掲示物に中神校長が「偏向している」と難癖をつけ、自分の考えを書いた大きな紙(無署名)をその傍らに貼ったこと、掲示物に教科書検定に触れた点があったのを、「露骨に左翼的な発想」でそれは教師の指導によるとし、その掲示物に生徒が出典を示しているのを伏せて、豊島区教委への報告書に教師名を記載したこと、これは組合活動であると断じて校長の考えとずれている者として、私・田畑の名前を挙げていることなどを証言しました。

これだけではわかりにくいと思いますので、詳しいことを知りたい方は、お知らせ下さい。

南京大虐殺」は教科書にも載っています。それを生徒が調べて何が悪い。名古屋の河村市長、石原慎太郎、橋下市長などが否定していますが、こういう無教養な人をリーダーに選んではいけないのです。勿論、中神校長のように、報告義務もないのに、こういう虚偽文書を区教委へ出すような人は、校長になってはいけないのです。      今日はこれにて。