特定秘密法ー国民の声は雑音ー首相は何様か

秘密保護法成立に、怒りの投書をしたら採用されました。(東京新聞12/17)紹介します。
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        【首相には雑音なのか】

秘密保護法を6日に強引に成立させ、一夜明けて首相は山本勇二議員に「すごく騒がしいのが一日たつと違うね。」と明るく、すっきりした表情で語った(貴紙8日朝刊)という。
 首相にとっては反対の声はただ騒々しい雑音にしか過ぎないのだ。

 ところが、9日には記者会見で「‥‥厳しい世論は国民の叱声と謙虚に真摯に受け止めなければならない。私自身もっと丁寧に説明すべきだったと反省している。‥‥説明していけば必ず国民の理解を得られる。(略)」としおらしく述べている。
この発言の問題点を挙げてみる。
①「謙虚に」というのはへりくだったときに用いる言葉であるから、普通なら世論を受け止めなくてよいという意味になる。
②「丁寧に説明」は、国民の理解不足が前提となっている。理解すればこのすばらしい案に賛成するはずだという上から目線であって、国民の声を理解し、政策に反映させようという気は全くない。

 この反省を述べた記者会見は、これまでの安倍首相の虚偽発言と同様、失策を正当化する誤魔化し発言である。内閣支持率が10%落ちた故の言い訳発言である。

 私たちは、もう、首相が真実を語るとは思っていない。

 強行採決後、「安倍政権打倒」の声があちこちから聞こえてくる。
 これも雑音と聞き流すがよい。

 敗戦という大きな代償を払って獲得した大切な権利を国民から奪った政権が、いつまでも安泰でいられるはずがない。
 これが道理である。

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中神校長も安倍首相もウソつきである。こういう者どもを、のさばらせてはいけない。ではまた明日。