証人の元同僚、中神の虚偽を明白に

6月4日の控訴審第2回の結果をお知らせします。

 元同僚の尋問は、彼女の人柄もあって、感情を交えない、質問に淡々と答えた冷静なもので、真実を述べていることが誰にも分かりました。
 この尋問で、中神の幾つもの虚偽が明らかにされました。
 南京大虐殺に関する区教委への報告書の件では、中神の報告(、都教組千川中分会が「戦争認識論争」に職員全体を巻き込む目的であった)が虚偽である事、「生徒の自殺隠蔽」では、自分も現場へ行ってみたが建物の構造から事故とは考えられない事、田畑さんが、職員朝会で校長に「本当の事を言って下さい」と発言したのは、何も知らされず、分からないままにされている皆の気持ちを代弁したものであること、「学年編成の件」では「、胃が痛い」という人はいなかったし、学年の仕事分担は年度当初の学年会で希望を出し合って決めたこと等中神の主張がことごとく否定されました。
中神は「、田畑さんの機嫌を損ねぬように気を遣った、」と密かに打ち合わせておいた教員から報告を受けたと虚偽を述べていました。

 最後の田畑側の代理人からの質問「10年間同僚であった者として、中神の陳述をどう思うか」に対して「なぜこんなに執拗に田畑さんを攻撃するのか分からない」と元同僚は答えました。

 当方は続いて中神と成田の証人採用を求めましたが、却下され、裁判長は、次回8月6日が結審と宣言しました。残念です。                                              
                                        以上