小渕優子氏の政治活動〓贈答

ご無沙汰しました。私自身、判決前で要請やらなにやら多忙で、ブログをお休みしていました。けれど、小渕経産相の政治資金問題が発覚し、私が解任を求める大臣として急浮上、退任必至の様相に至りましたので、少しお話ししたいと思います。

まず、初めに国会で答弁した際、「わたぐしごと」と言っていたのに違和感を覚えました。この人にとっては政治活動は「私事」なのですね。

 いずれ初めての女性首相になると、もてはやされていましたが、私にはこの人のどんな点が政治家として優れているのか全く分からず、関心もありませんでした。
 父敬三氏の急死で後を継いだ二世議員、父から政治資金を一億円以上引き継ぎ、お金は有り余っていました。これも二世の特権です。地盤も子分もお金も引き継ぎ、小渕優子のやることは、自分を応援してくれる選挙民に利益を提供し、一般の国民、世論には目を向けないことでした。
 それは、今、原発への反対、疑問が国民の大多数から沸き起こっているのに、小渕大臣が何事もないかのように原発推進を進めていることで分かります。勿論、安倍首相が、言いなりになる人間としてこの任に付かせたのですが、少しでも骨のある人間なら入閣を断るか、被災地の方の負担の軽減や国民の反対に対応するでしょう。そう、この人は家の子郎党に囲まれた“お人形サン”。
 何しろ、父を偉大なる政治家とあがめているところが始末に悪い。銅像が建っているんですね。驚きました。
 あの人は、「国旗・国歌法」を制定し、今の「日の君」による教育現場への弾圧に道を開いた人です。東京都では教員への強制が右翼知事石原氏により行われ、500名以上の懲戒処分が発令され、現在も裁判で争われています。都教委の弾圧は益々強くなり、現在は、「君が代不起立」の教員に研修と称して思想転向を迫っています。

 今日の東京新聞は、「政治資金進退問われる小渕氏、代わらぬ『贈答文化』」という見出しで、小渕氏の「親族の店から贈答品としてネクタイ・ハンカチを贈答品として購入したことについて『喜んくださる人も大勢いる。政治活動内の支出と考えている。』と国会答弁した」と掲載。私はそれで分かったのですが、このお人形さんは、ものをあげることで他人の関心を引き、自分の支持をしてもらうことが政治活動だと勘違いしているのですね。
 私は、年金暮らしで、おまけに裁判までやっていますから、とても切り詰めた生活をしています。その前に校長の捏造理由で嘱託教諭の職を奪われ、経済的打撃を被っています。でも、議員にものをもらったり演劇に招待されることはお断りですね。下仁田ネギは大好きよく買いますよ。
 早く更迭してほしい。親の政治資金を相続できるような二世議員の特権も、まだあるのだったらなくしてほしい。
安倍首相は自分が損することはやらないでしょうから、小渕氏が辞めても、どうってことないでしょう。やはり、行き着くところは「打倒、安倍」。秘密保護法という天下の悪法を葬り去りましょう。   これにて。