民主党解党に反対! 維新の残党と合併するな!

ネットのニュースを見ていたら、民主党の若手が、解党して、維新の非大阪系と新党を作るよう提案しているとのことで、大変驚いた。維新の松野代表は、民主党の一番苦しいときに党を出て維新に走ったのであるから、ここで対等合併など許されないと私は思う。
そもそも維新の最高の地位にある橋下なる人物が、なぜこんなに注目されその党に入りたがるのか、私には見当がつかない。
橋下氏が大勢の入塾希望者を選考した際、その様子がネットで公表されたので、私は見ていたが、彼が選んだのは「価値観が同じ人間」であった。その前に、橋下氏は独裁を唱えていたから、それにも賛同するのが前提であったはずである。
私が不思議なのは、松野氏らが民主党から維新に移る際、こういうことを考えなかったのだろうかということだ。独裁は民主主義に反することであって、憲法にも反することだ。実際、橋下氏の言動を見れば、独裁者であり、民主社会には受け入れられない人物であることがよく分かる。でも、その考え方は個人の自由であるから、それはそれでいいのである。
問題は、こういうリーダーの下に馳せ参じた者がどう身を処すかということだ。それは自分の責任である。
民主党の若手もよく考えた方がいい。合併なんてとんでもないことだと私は思う。そんなことをしたって世間には呆れる人が多く出るだけで、民主党は自滅に追いやられる。若手の希望的観測は、実現しない。
民主党野党第一党なのだ。自信と気概をもって頑張ってほしい。自民は国会の中でも、常に民主の悪口を言う。余程口惜しい思いをしたのだろうが、フェアでない。国民はそういうことも分かっている。                         これにて。