校長と都教委相手に第三次訴訟進行中・傍聴御案内

 9/3に一・二次の二つの訴訟についてお伝えしました。今日は今進行中の裁判についてお伝えします。
二つの訴訟が不当判決だったので、正しい判決を求めて三回目の裁判を起こしたのが今年三月八日です。今度は次の二点を問題にしました。
 ① 校長による思想調査と虚偽報告の発覚、および陳述書への虚偽記入・偽証
8/26・27の日記で、中神校長が文化祭で生徒の作成した掲示物「南京大虐殺」を偏向していると決めつけ、指導教師に「教師には事実を事実として教える自由はない」と言い放ったことをお伝えしました。なんでもお上の言うとおり教えろ、というのは民主主義教育に反します。校長に抗議したメンバーの中に私もいました。
 中神校長は、これについて豊島区教委へ虚偽を交えた報告文書を提出、その中に私の名が記載されています。校内の出来事ですから報告義務はないのに、あえてウソをちりばめて文書を提出したのには、よこしまな意図があったと思われます。これは第二次訴訟の中で発覚しました。私が退職する年に起きた事件です。
② 名誉棄損
 前に争った最雇用拒否理由についての捏造ではなく、二次訴訟の際に、またもや大々的に新しいウソを並べ私を侮辱したので、証拠のハッキリしているものを取り上げました。

その一つを紹介します。
 「学年編成」に関するウソ(「学年編成」というのは全教師を三つの学年に分けること)
 そのウソは次の通り。(イ・ウは要約)
ア、田畑教諭が一学年になる可能性が大きかったため、一学年を希望する教員はほとんどいなかったと記憶しております。何人かの職員に打診したところ、一人は、「原告と一緒の学年を経験した際には、胃を悪くしたので受けたくない。理由は、自分の気に入らぬことには協力しないし、学年で決めても、自論を曲げずに、記録しておいていつまでも執拗に発言し追求(ママ)してくる。」また、他の職員は、涙を浮かべながら同様の訴えを繰り返し固辞しました。
イ、その結果、原告を引きうけてくれる学年組織として、かなり指導力のある教員を集めた学年組織を作りました。
ウ、しかし、他の学年の複数の職員から、「あの学年だけ、なんで指導力の高い教員が多いのか」と苦情がありまた。私が「なぜだと思う」と質問すると、そのうちのすべての職員が「田畑さんがいるから、しょうがないですね。」と答える等原告の所属する学年の大変さを複数の職員が認めていたことも事実であります。
  以上が事実であります。

よくもこんなクネクネしたことを考え付いたとあきれますが、これが中神の特徴です。ある場面を設定し、人物を登場させ、セリフを語らせるのは常套手段です。事実でないものだからことさらに「事実、事実」と書いているのはやはり不安があるのでしょう。笑ってしまいます。
これにはレッキとした証拠があり、千川中学校発行の「学校要覧」に、前学年と現学年がまったく同じメンバーである記載があるのです。中神校長は、私が、学校を大事に思ってそういうものを保存していることに気付かなかったのでしょう。学年主任の方も、こういうことは知らない、と陳述書を書いてくれました
 
ここまで虚偽を用いて侮辱するのは、私への憎しみが大きいこと、報復感の強いことが感じられ、また、田畑がどうでもいいことを執拗に追及する異常な性格でそれがこの裁判であると、正当性を裁判官にアピールして同情を買おうという魂胆ではないかとも思われます。

アホラシイことですが、どうか注目してくださるようお願いします。次回裁判では、このことを校長が真実であると事実をもって証明せねばなりません。

●次回第三回裁判 9月27日午後1時30分 東京地裁615法廷(6階)
  地下鉄霞が関駅A1出口階段上がってすぐ右
     ぜひ傍聴においでください。誰でも入れます。