大阪橋本市長の本質は??

大変ご無沙汰しました。毎日、刻々と色々なことが起き、気の休まる日がありません。
目下、大阪のとんでもない事態が一番気になっています。

以下、NHKニュースです。

大阪市の橋下市長は16日、人事評価の低い職員は場合によっては免職の対象となることを盛り込んだ「職員基本条例案」や、教育の在り方を抜本的に見直す「教育行政基本条例案」と「学校活性化条例案」を市議会に提出しました。

橋下市長は16日、市議会の議会運営委員会に出席し、職員の人事評価に5段階の相対評価を導入し、2年連続で最低の評価を受けた職員は場合によって免職の対象となることを盛り込んだ「職員基本条例案」や、学校での教育目標を設定する最終的な決定権を市長が持つことや問題のある教員への対応などを盛り込んだ「教育行政基本条例案」と「学校活性化条例案」などを提出しました。】

 相対評価は必ず誰かは低評価になる。だから、これを以て免職にすることは理屈に合いません。(私は、生徒の成績を相対評価でつけねばならぬ時は、生徒に、%が決まっているための矛盾をよく説明し、これはこのときの評価に過ぎない、固定したものでないと理解させるよう努めたものでした。)
 また、教育に政治が口を出すのは、皇国史観を教え込んで無謀な戦争に教育が利用されたという反省の上に立って、これまで戒められて来ました(旧教育規範法)。橋下氏のような主張は誰もしていません。民意を得たと称して、教育に素人の政治家が目標を定めるなんてムチャクチャです。何様と思っているのでしょう。
 そして、憲法に規定された基本的人権を侵害して平気。これが弁護士資格を持つとは司法もなめられたものです。こんな人に政治家の資格はありません。

早く、橋下氏の独裁から脱しないと大変なことになると思います。大阪から全国に波及するのが恐ろしい。騙されてはいけません。橋下徹さんの本質を見極めましょう。