大津市教育委員会より中神校長の自殺隠蔽の方が、ズッと悪質です。

       ●中神校長の方が悪質とは??

連日メディアが取り上げている大津市の中2生徒自殺事件。学校も、市教委も、警察も、日本中から批判され、集中攻撃を受けています。そうされても仕方のないほど馬鹿なことをやっているのですから、当たり前です。

しかし、 我が千川中で起きた中神校長による自殺隠蔽は、モット、モット悪質です。「自殺」なのに「事故」と発表したのですから。ここが中神氏の狡猾なところ。「事故」にしてしまえば、本人が「うかつだった」ということになって、学校には何の責任も生じない。中神安泰というわけです。

     ● 「事故」にしてしまえば本人の所為、一切の追及から逃れられる

この狡さが分かりますか? 
自殺なら、大津市の場合のように、その原因が追及され、校長や豊島区教委はそれに対応しなければなりません。生徒を調べ、保護者会で説明しなければなりません。マスコミの追及にもさらされるでしょう。
しかし、中神氏と豊島区教委は「自殺」を「事故」として隠蔽したことにより、一切の追及から逃れたわけです。机に書き置きがあったのだから、「ウッカリ足を滑らせて落ちた」なんてウソだし、外階段もないのだから「階段から足を滑らせる」なんてあり得ないことです。でも、こうやって誤魔化せば、自分の経歴に傷が付かない、出世ができる、とウソで固めるのです。保身一筋。これが悪質を生み出すのです。

    ● 実は中神校長はパレルのを恐れていた!

私が嘱託不採用になった際、中神校長に、「再雇用拒否の理由を都教委へ聞いてほしい」と頼んだのですが、「校長は弱い立場です。中野富士見中の校長もクビになりました。」を理由として聞いてくれませんでした。私は、その時、何故中野富士見中が出てきたのか分からなかったのですが、よく考えてみると、中神校長が、生徒自殺の件で処分されるかも知れないと恐れていることに思い至りました。(中野富士見中は「葬式ごっこ」のイジメで鹿川君が自殺した学校で、校長はクビではなく、依願退職したはず。) 矢っ張り、隠蔽したことを気にしているんですね。けれど、自分が田畑の拒否理由をデッチアゲておいて、知らんぷりしてこう言うのだから、ウソで固めた人間ということがお分かりいただけると思います。

   ● 教育界はこんなところ、変えなくては!!

教育現場には、真っ当なことは通らない。出世欲にかられた者同士、うまくやっていくところです。私が「本当のことを言って下さい。」と発言したことで、彼らがデッチアゲ理由で教育界から追放したのもその表れです。
教育委員会はやりたい放題。誰も正しい方へ向かわせることはできません。教育委員会と校長が結託すれば、どんな不正もできます。教育委員会を監督するのは教育委員ですが、事務局と一体化していますから、教育委員会を正すところはないのです。

今度の事件では大津市長が介入しましたが、これは異例です。東京では、知事や区長らはこんなに真剣にならないと思います。

絶望的ですね。その犠牲になるのは、子ども達、良心的な教師、保護者です。この方達は校長や教育委員会が何をどう処理しているか知らされていないのです。

  教育界とは、保身が考え方の基準になる、きたないところなんです。

今日は展望のない話になってしまいましたが、こういうことを皆さんが認識なさり、良い方向へ向かうようになればと思っています。 
   
        、私は、闘い続けます。
                        では、これにて