TBSは自民に屈するな!

四日、自民党がTBSの取材を拒否すると発表したという。何がどのように公平さを欠いているのか具体的なことは分からないが、それなら反論すればいいではないか。居丈高に取材拒否とは呆れたものだ。

 自民党は、前から報道をチェックして自分らに不利なもの許さないという態度を取ってきた。報道機関は自民党の付属機関ではない。憲法で保障された「言論・表現の自由」を侵してはならない。(もっとも、自民は憲法を改悪して、これらの権利を国民から取り上げるのだろう。)

 先般も、元外務省の役人を安倍首相が見当違いの非難をし「大人げない」と評されたばかりではないか。

 TBSにお願いする。報道機関の矜持を以て取材拒否をされ続けてほしい。謝罪しないでほしい。国民はちっとも困らない。「自民にあらざれば人にあらず」というおごった態度は許せない。それが日本のためである。

<追記>
 今日の報道によると、TBSが「重く受け止める」という文書を提出したため、自民党はこれを謝罪と受け取って、取材拒否を解除したという。だが、TBSは「謝罪していない」と言っている。TBSよ、もう一合戦やったらどうか。
わがまま首相にひれ伏す人ばかりで、いさめる者もいない独裁政権には、ご免被りたい。「公僕」という言葉を噛みしめよ。