安倍外交はひとりよがり


私と同じ考えの記事を見つけましたので、是非皆さんに読んでいただきたいと思い、転載します。

【 朴大統領もア然…韓国語で愛想笑いする安倍外交の支離滅裂 】14年3月28日(金)10時26分配信 日刊ゲンダイ

 オランダのハーグで、ようやく実現した日米韓首脳会談だが、冒頭、ズッコケたのが安倍首相の韓国語の挨拶だ。朴槿恵大統領に向かって「お会いできてうれしい」と韓国語で話しかけたのである。もちろん、外務省が用意したものだが、愛想笑いを浮かべて語りかけた安倍に対し、朴槿恵は目も合わさず、何の反応も示さなかった。

 会談後、安倍は「極めて有意義だった」と強調、菅官房長官は「(安倍の韓国語は)自然で良かった。首相の人間性を垣間見ることができたのではないか」なんて語っていたが、国際社会は面食らったのではないか。やっぱり、コイツは引きずり降ろすしかない。国内の有識者もそう見たはずだ。

■外交上も非常識

 理由はふたつ。

 まず、「首脳会談は言葉と言葉の真剣の場ですよ。安倍首相は友好の情を見せようとしたのでしょうが、外国語を話すなんて、首脳会談ではありえない」(元外交官の天木直人氏)という外交上のヒジョーシキ。

 もうひとつは、安倍外交の支離滅裂だ。靖国に参拝し、従軍慰安婦をめぐる河野談話見直しを画策していたのは誰なのか? 教科書を書き換えさせ、竹島の式典に内閣府政務官を派遣したのはどういう意図か? イケイケドンドンで韓国を挑発してきたくせに、米に首根っこを押さえられて、会談の場に引きずり出されると、いきなり、韓国語で媚びへつらう卑しさ、さもしさ。しかも、その直前に韓国は中国の習近平国家主席と首脳会談をして、対日中韓共闘を確認し合っている。安倍のお友達、萩生田光一自民党総裁特別補佐官が語った「河野談話に代わる新しい談話」についても猛抗議をしている。それなのに愛想笑いとは、安倍の頭の中をノゾきたくなる。

「韓国サイドも<この人は何を考えているのか>と面食らったと思いますよ。<条件なしでなければ首脳会談は受け入れない>と突っぱねていたのは誰なのか。ペーパーを用意した外務省も含めて、やっていることはムチャクチャです」(天木直人氏=前出)

 こんな首相を放置したら日本は世界で相手にされなくなる。

日刊ゲンダイ2014年3月27日掲載)

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田畑もこの通りだと考えます。「侵略の定義は決まっていない」と言い、「従軍慰安婦の証拠はない」とNHKに「偏向」の汚名を着せたり、アメリカの新聞に広告をのせた、‥‥これはよく知られていることです。安倍によって失われた信用はとても大きい。日本への見方が相当変わってしまった、ということが言われています。