W杯ブラジル大会から帰国の日本選手に。

【選手の帰国】
 W杯ブラジル大会で一次リーグ敗退に終わった日本人選手が昨日(27日)帰国した。成田空港には、1000人が出迎えたというからすごい。しかし、日本代表は25日に現地で総括会見後、解散したため、帰国後日本での会見は行わなかった。
 私は、門外漢でスポーツに疎く見当違いなことを言うかもしれないが、言いたいことが沢山出てきてしまった。サッカーに夢中の人を見ると、よくこんなになれるモンだと驚く口で、いつか妹尾河童サンが、「他人のやっていることに興味はない」と言われたのに感心した事がある。

 その私が何を言いたいかというと、選手がわがままだということ。1000人ものファンが出迎えたのに、会見もしないのは失礼だ、と私は思う。負けて帰ったのに文句も言わず温かい気持ちで迎えてもらったら、有り難い、と思うのが普通ではないだろうか。プロなんだからサポーターへの配慮を考えないとね。

 私の一番言いたいのは、選手達は監督の指示に従わず、4年間、自分たちだけで勝手にミーティングして議論し自主的に戦術を話し合ってきたという。果たしてそれでよかったのか、ということだ。例を挙げる。
東京新聞にはこう書いてある。①「香川は本田とパス交換することを好み、自己流で判断した。、監督の意向と違った動きをした。」
②「監督は、過去に何回も終盤に長身PWを投入し、前線にロングパスを放り込むよう指示した。しかし、選手はロングパスを蹴らず、ショートパスにこだわった。」
 これは間違っている。選手はこれが自主的だとおもっているのか。監督は仕方がないと思って妥協したのかもしれないが、私ならその選手をクビにする。選手と監督は対等ではない。役割が違うことを選手は知らないのか。信じられない事だ。

 そのほか、本田が「集大成」「優勝する」と言ったり、負けたら「これが実力です。」といっている
のも分からない。誰かを指して言っているのか。

【名称について】

 個人的には、「侍ジャパン」という言葉は好きでない。「さむらい」というだけで悲壮感が漂う。侍達が、「天皇が長
生きするように」と「君が代」を歌う図は、民主主義の国らしくなく、いただけない。

 ついでにいうと、「なでしこジャパン」もイヤだ。戦時中、国は、若い女性を「やまとなでしこ」と称して戦争に協力させたのである。私は、このネーミングの反対運動をしようと思ったが、ジャーナリストの江川紹子氏が、「かわいくていいわね」と言っているのを聞いて、止めた。あの方も、若い女性がうまくおだてられて利用されたことをご存じないのか、と、世代の違いを感じ、仕方がないと思ったからだ。でも、今でも、「なでしこジャパン」と聞くと、女性の受けた戦争の苦難がしのばれ胸が痛む。

 私は、素人なので、全く見当違いなことを言っているかも知れません。その節は笑ってやってください。

                       では、今夜はこれにて。