教育資金贈与制度は教育格差を助長する! 反対!
もう決定したので反対のしようがないが、お金持ちの子どもと孫が塾や留学に費用をふんだんに使えるこの制度は、子ども達にとっては限りなく不公平である。こういうことを平気で決める安倍政権は、影響をどう考えるのであろうか。
子や孫の教育資金を一括して贈与した場合、1人について1500万円まで贈与税がタダになるというのが、この制度である。
子どもを私立へやるための塾費用、スイミング、テニス、英語のレッスンに月5万円かけている親は早速実家にお金をねだったというが、困ってなくてもそうすると、相続税対策になるので、銀行がこの預金獲得に乗り出している。
世の中、、欲徳で動いていると言えばそれまでだが、私は、この制度を作った安倍政権を否定する。教育上、公平な制度を作らず、勉強が分からぬ子ども達は、ボランティァや数少ない自治体の運営する塾に通っているのが現状だ。
お金持ちが得するのを現実に見て、子どもたちの中にも拝金主義が浸透するであろう。
子どもの貧困是正が叫ばれているのに、そのために予算を使わず、格差を更に広げる安倍政権に抗議したい。
学校の教師が過労死するのも後を絶たない。公務災害が認められないで泣き寝入りが多い。これは別問題だが、日本は、OECDでも教育予算が少ない国として有名だ。本当に情けない。