舛添都知事の2億円超の外遊費は妥当か?

 熊本の地震がなかなか収まらずとても心配です。直接の知人がいるのではないのですが、毎日の報道にに接していると自分も同じ体験をしている様な気持ちになり落ち着きません。
 そんな中で、芸能人やタレント、スポーツ選手等がブログで励ましたり義援金を送ったりしています。偉いなあと感動します。

 今日はそれとは無関係の東京都舛添知事の海外出張費についてお伝えします。

 舛添知事は就任後2年で8回の外遊をしました。出張費は2億円を超えています。都条例で決めている宿泊費は、たとえばロンドンなら1泊40200円ですが19万8000円も払っています。
 都条例の規定を破り、豪遊していいのでしょうか。これは都民の税金です。石原知事もそういうことがありましたが、こんなに回数は多くありません。
 その上、舛添知事は記者会見で質問した香港の記者に「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか」と反論したのです。なんと傲慢な態度でしょう。米国で麻生財務相と同じホテルだったことを引き合いに正当化までしています。たかが東京都知事なのに日本の大臣と同様に考え、公僕であることを忘れています。ここまでくると人間性の問題ですね。

 彼が選挙戦に出たとき、いろいろなことが公になりました。安倍首相が元妻の片山さつき氏に応援を命じたが彼女は応じなかったこと、ある女性に子供を生ませ、養育費を値切ろうと調停にかけようとしていたこと、女性は男性に劣っていてオーケストラの指揮者になれないとある本に書いていたこと、選挙演説会にオリンピックの何か(ゴメン。忘れてしまいました)を配り公職選挙法違反に問われたこと、女性が「舛添氏を知事にしたくない会」を結成し活動していたこと等々、女性蔑視の観点が多かったです。

 初めての記者会見では、女性記者が過去の女性蔑視発言について質問しましたが答えず、都のホームページから省かれていました。

 今、あげたことは何でもないようですが舛添氏の「人となり」を示すもので、それは今も同じということです。人権についても分かっていないので、「君が代・日の丸」強制し五OO人近くの教職員が懲戒処分され、それが今も続いていることにも知らん顔です。

いろいろ書きましたが、都に税金をおさめている者としてこれらの外遊をやめてもらいたい、困っている人がいるのだからそういうことに税金を使うべきだ、、無駄遣いは自分の金でやってもらいたい、と思います。外遊の成果があったというなら、キッチリした報告書を都民に配って下さい。
                                  怒りを込めて。