「国民怒りの声」誕生を喜ぶ!

 5月9日、憲法学者の小林節氏が参議院選に立候補するという。それらのことで記者会見するという報道があったので楽しみに待っていたが、なかなか報道されない。報道ステーションをつけっぱなしにしておいたがこれに触れなかった。

 ネットでも記者会見の報道がなかなか行われず、一番早かったのは意外にも産経だった。
ヤキモキした半日だった。

 5月10日、今朝の東京新聞は大きく紙面を割いていた。
 しかし、既成政党は冷ややかだ。民進党の我妻代表代行が協力していく旨述べていたが……


私は思う。

 民進党の一部からは「共産党と組みたくない」という声がある。組むと保守層の支持を失うというのだ。原発にしても電力関係の組合に気兼ねして反対を打ち出せないのはおかしくないか。
 何を主軸に政策を決定しているのか不満だ。戦争法廃案を願う国民が多いのに、支持率がまったく伸びないのはその所為だろう。いいことを沢山言っているのに、結束がなく実行できなかったのも、とても残念だった。
国連の「個人通報制度」の批准は期待している人が多かったのに、消えてしまって今でも残念。法務省も忘れてしまったようだ。

  共産党にしても、すべてを信用することはできない。言ってることとやってることが違う時がある。「組織のため」なら何をやるか分からない恐ろしさ。
  それは私も経験済み。


 いつもは棄権している希望を持てなかった人達が「国民怒りの声」に票を投じ、戦争法案を廃棄させる‥‥‥やっと希望が見えてきた。

 小林節さん、奮闘に次ぐ奮闘でお疲れと思いますが、もう少し頑張ってください。立候補・当選する人の中にきっと若手がいます。憲法学者の良心に懸けたこの行動、私のように有り難いと思う人が大勢います。
                       お体大切に。もう少しですから。