都知事候補は誰がいいか、真剣に考えよう！

　舛添氏の辞職以来、連日次期知事候補名が取り沙汰されている。
昨日は、有力候補の民進党れんほう氏が立候補を見合わすという報道があり、野党統一候補が実現するところだったのに、と残念がる向きもあったようである。
　でも、私はでない方が賢明だと思う。いくら都民の期待を担っていても都議会が自民・公明絶対多数なのだかられんほう氏の政策は妨害され実現しないだろうと思うからである。
　青島幸雄氏は、都民の反対が多かった「都市博覧会」中止を公約に掲げて当選し、それは果たしてくれたけれど。与党の協力がなくて打ち出した他の政策は実現できなかったそうである。先日、テレビで識者という方が、「青島さんは選挙運動しなかったのは不真面目だった」と非難していたが、私より若い方だから当時のことをご存じないのでは、と思う。
　青島氏はその前は参議院議員であり、作家、作詞家、等でテレビで有名な存在だった。何もしない選挙活動は彼の独特な方法だった。非難するには当たらない。
　話を元に戻す。
　まず、候補にあがっているのは丸川珠代、論評に値しない。都知事も軽く見られたもんだ。次に小池百合子、自民党で総理の座を狙っているというが、やる気満々。目立つことが好きみたい。自民は願い下げにしてもらいたい。これ以上、安保風を吹かされては困る。
　次に、櫻井パパ。総務省の事務次官なんてイヤ。郄市早苗が太鼓判を押していたが、それだけで不合格。
　残るは、元日弁連会長の宇都宮健児氏。過去２回次点だった。ご自身も貧乏で苦労された、と聞く。弱者の味方であり正義を貫くこの方に都知事になって欲しいと思う。美濃部さんのように福祉行政に力を入れてくれれば、どんなに高齢者が嬉しいことか！