都教委から捏造理由で再雇用拒否を受けて闘った20年 ①

「先生は嘱託不採用になりました。」と中神嘉治校長に告げられて20年余りが経過しました。
この間、濡れ衣を払うべく裁判闘争を中心に闘いました。
裁判を起こしたら、豊島区教委の成田秀和指導室長が、陳述書で中神から聞いたとして、数え切れないほどの理由を列挙してきました。その時は、あまりにも馬鹿げているので笑ってしまった程です。「冤罪」と分かって私はその捏造の証拠を沢山集めました。ドンドン証拠が集まって楽しい程でした。これは、同僚、卒業生、保護者、地域の方々の協力があって成し遂げられたもので、今でも有り難く思っています。
しかし、完全勝訴のはずなのに、ご存じの通り、敗訴でした。
そして、中神嘉治は、ここ数年、東京音楽大学で教員養成の講座を担当しています。これは、いくら何でも酷いではないでしょうか。たぶらかされたままで、気の毒なのは学生です。
このブログは、私のこの裁判を知ってもらおうと始めたところ、大勢見て下さいました。終わり頃は傍聴席が満席になった程で、とても感謝しています。
最後の最高裁棄却から1年余り経ち、思うところも多くあります。
3次訴訟までやって頑張ったのに、と無念の気持ちは捨てきれません。
当時のことも含めてこれからブログに書いていこうと思います。
前のブログはもう読めないでしょうから、書いておく必要があるとも思っています。
また、教員志望の方には、教育界の実態を知る上で必要であると考えます。

                              では、これにて