被告豊島区立千川中・中神校長による名誉毀損ーその2ー「生徒の自殺隠蔽」

今日は、昨日に続いてもう一つの名誉毀損をお伝えします。

1995年6月、一人の生徒(仮にAとします) が、自宅マンションの踊り場の窓から投身して亡くなりました。
中神校長は、教職員に親との接触を禁じ、ひとりで処理に当たりました。その知らせが学校へもたらされた日、校長は生徒を体育館に集め、このような話をしました。「A君は、自宅マンションの踊り場の階段から足を滑らせて下へ落ちました。かわいそうに。どんなに無念だったことでしょう。いつまでも千川中を見守ってください。 (要約)。」そしてクルリと背を向け、肩ををふるわせて、すすり泣きを始めました。
 しかし、この話はウソで、前日にはA君が教室の机に「6/○死ぬ」と刻字してあるのを級友が見とがめ、A君に尋ねています。A君は「自分ではない」と否定したそうです。
 私は校長の言葉に疑問を持ち、警察に尋ねたところ、「自殺と断定した」と教えてくれました。

 校長がいつになっても訂正しないので、私は、職員朝会で校長に、「地域の人たちに信頼されるよう、本当の事を言って下さい。」と発言。しかし、校長は「事故である。警察は事故と断定した。」と言い張りましたので、私はそれでうち切りました。
 私は、これが原因でデッチアゲ理由による再雇用拒否を受けたのであろうと考え、一次訴訟から陳述書に記載してきました。すると、。二次訴訟になってから、校長は陳述書にこんな記載をしてきたのです。

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「④ その上で、原告が本訴訟に本件を持ち出す意味は何なのですか。なんでもいいから、私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。

⑤ 記憶では、この件の半年以上過ぎた日の朝の職員打ち合わせで、原告が突然立ち上がり、この事故について自殺と言う言葉を使って唐突に、校長はうそをついているという内容の発言をし、他の数名の職員が唖然として、私と目を合わせたことを記憶しております。
 そこで、私は、事故であるか自殺であるかは警察が調べ判断することであって、軽々しく断定することはやめるように発言しました。この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。」
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 《被告中神陳述書の誤り》
しかし、上記の生徒の死亡について、警察は自殺と断定しました。そのことは、豊島区教委教育長から、と教委教育長への報告書にも、
「1 事故の種類 自殺による転落死亡事故」
「6 発生状況 自殺によって転落して死亡したとのこと」
と明記されています。当然、校長であった被告中神は、生徒の死が自殺であることは分かっていたはずです。

《何が名誉毀損か》

★何でもいいから私に疑いをかけさせたいという思惑、あるいは、私の人間性を否定することで、訴訟本来の項目から目をそらさせてでも自分の立場をよくしたいという思惑か、あせり以外には考えられません。

★ この時の原告の行動も、自分が思い込んだら、相手がそうですねと言うまで執拗に追求しようとする原告の姿勢の表れであると感じた記憶があります。」

この記載は 私が、「思い込んだら相手が認めるまで執拗に追求(ママ)する人格の持ち主」「自分の意見に妄執して相手の立場を考えない人格の持ち主」であるという侮辱的表現であって私の名誉を侵害するものです。しかも、この陳述は、すべてが虚偽に基づいており、私を侮辱する意図で書いたものであることは明白です。

《コメント》
 「田畑が自分の立場をよくしたい」ため、この件を持ち出した、と中神は言っていますが、それは中神自身のことです。
こうしてウソ八百の陳述書を書き、相手を陥れるのが、中神校長の得意技。私は、再雇用拒否の初めから、これでやられています。
 覚悟の投身自殺をしたA君の死を、校長が出世のためこんなひどい扱いをしたことが口惜しく、今でもその怒りが続いています。死に対する冒涜だと思うのです。一方、A君の自殺を止めることができなかった教師の無力さを噛みしめています。

都教委は知らん顔。中神校長は、再雇用され豊島区教育センターに勤務。今は退職して、東京音楽大学で、講師として教員養成の講座を受け持っています。学生が気の毒になります。                                             

  これが教育界でまかり通るのが、信じられません。
                                 では、これにて。